2月の竹和紙漉き

竹紙研究会(竹紙漉き)

2月の定例会は新型コロナ感染下で緊急事態宣言の期限が延長されたため中止となりました。
竹和紙について主に水彩画に使いたいので提供して欲しいとの依頼がありました。
その依頼に対応する為に、2月1日(月)、9日(火)、27日(土)の三日間紙漉きを実施致しました。
漉いた竹和紙のサイズは以下の通りです。
1.F4(333mmx242mm)、F8(455mmx380mm)
2.620mmx440mm(竹100%品及び竹と楮のリバーシブル品)
3.340mmx850mm(タペストリー、掛け軸型)
4.80mmx370mm(短冊)
以下に、27日(土)に実施した紙漉きの様子を画像に纏めてみました。

竹繊維を計量しています。(紙漉きの最初の作業です)
木槌を使って竹繊維を叩解してます。
ビーター(叩解機)に投入し、繊維をほぐします。
使う漉き枠です。
漉き枠を所定の位置に置いた状態です。
竹繊維をネリを仲介とてし水に分散させてます。
液状の和紙を仕様に決められた量だけバケツに入れました。
漉く枠に流し込んだ和紙です。
真空引きで脱水をしています。
転写をしています。
屋外で天日乾燥をしています。
乾燥前の短冊です。
二重漉き(リバーシブル)した乾燥前の竹和紙です。