会員研修バス旅行を実施しました
10月10日(木)、市民塾活動の参考とするためバスをチャーターし「富士竹類植物園」(静岡県駿東郡長泉町)及び「柿田川湧水公園」(静岡県駿東郡清水町)を視察しました。
当日は台風19号の接近に伴う天候不良の予想に反して好天に恵まれ、爽やかな秋の気配が感じられる中、充実した研修旅行となり ました。
車窓からは富士山もはっきり見えています。
皆んな楽しそう~
富士竹類植物園
富士竹類植物園は、世界の竹類約500種類を展示栽培している日本唯一の植物園です。職員の方の案内で説明をいただきながら園内を見学しました。様々な珍しい竹のこと、管理上の苦労話などをお聞きし大変勉強になりました。
また、園内の資料館では竹類の標本や民芸品、生活用具なども展示されていて、今後の竹を使った作品作りにも大いに参考になりました。
熱心に説明に聞き入っています。
園内の竹のひとつゴマダケ(胡麻竹)、成長に伴い稈に胡麻のような斑点が現れるとの
こと不思議です。
資料館内の様子
展示品(1)竹の縦断面を活かした障子戸、なかなか風情があります。
展示品(2)竹を使った昆虫や小動物の作品の繊細さにはビックリ! 蝶の翅も竹紙とのこと
展示品(3)茶杓の制作工程が良く分かりました。
展示品(4)
展示品(5)竹の種類
展示品(6)人が入れそうなこんな大きな物まで・・・魚を生かしておく生け簀とのこと。
資料館前での集合写真
ランチタイム
柿田川湧水公園内にある食事処「湧水の道-かわせみ本館」にて、湧水を使って作った豆腐、豆乳、湯葉や美味しく炊いた野菜の煮物などが詰まった「松花堂弁当」を堪能しました。
予め予約しておいたので歓迎の札を出していてくれました。
これが松花堂弁当「松」、大変美味でした。豆腐アイスクリームのデザート付きです。
食後の記念写真撮影(撮影に間に合わなかった方はゴメンナサイ m( )m )
柿田川湧水湧水公園
柿田川湧水公園は、1日100万トン以上湧出する富士山の伏流水を水源とした東洋一の清流とも言われ、貴重な生物が生息する豊かな環境が「公益財団法人・柿田川みどりのトラスト」によって守られています。
その湧出地付近にはかつてこの豊富な水を利用した製紙所があったとのことで、私たちの会の活動である「竹和紙漉き」との繋がりも感じられます。
水源付近から下流を臨む。ここから約1.2kmの日本一短い一級河川柿田川が始まります。
(この画像は2019.2.5に撮影したものです)
川の中からも水が湧き出しています。
かつての製紙所の井戸からも滾々と水が湧いています。
湧水で川底の砂が踊っています。
展望台で記念写真を撮りました。