5月の定例会議、定例作業(その1)

定例活動

定例会議では本日の東京造形大学の学生による竹伐採、仕込み作業体験の受け入れについての最終確認、「体験楽習2019in高尾」の出展について協議した。また、先に実施した首都大学東京の竹林見学来訪、筍ごはんパーティーなどについての報告があった。後半は東京造形大学の学生さんへの竹の伐採、仕込みの体験指導と並行して定例作業を行った。

東京造形大学学生さんの竹伐採、竹紙原材料の仕込み体験

東京造形大学の学生さん6名と先生2名が来訪し、体験に先立ち安全作業について説明を受けています。
学生さんの中には中国、台湾、ネパールからの留学生もいて国際色豊かな体験になりそうです。

竹の倒れる方向をコントロールするため、ロープを張ってから切ります。
足元が不安定なため、作業がしやすい腰の高さで切っています。
こちらは二人でロープを引っ張っています。自分の方に竹が倒れてこないよう注意が必要です。
今年の若い竹です。切断に先立ち皮をむいています。
竹の節部分を除き、「筒切り」にします。鋸切りは刃の全長を使って、引くときに力を入れるのがコツです。
筒切りした竹を木槌(砧【きぬた】とも言います)で叩いて短冊状に割っています。
仕込み作業の説明を熱心に聴いています。
竹を仕込む水を張ったプラ樽です。これで約2年間熟成しますが、未熟成のものは強烈な臭気があります。
これも勉強の内ですね。
今日は4個の樽に仕込みました。